建物の外装は、常に人の目にふれておりいわば建物の顔であり、化粧であります。
外装のデザインや色調に様々な要求があり、建て主や設計する方も細心の注意をはらっています。
又、外装は当然、外気にさらされており、材質でも耐候性の良いもの・風圧等に耐えるものが要求されます。
建物の用途・立地条件などに合わせて、どのような外装材が適しているかが大切になります。
コンクリート系・無機質系・金属系及びそれらの複合材など様々な製品があります。コンクリート系は、職種がことなりますので省略します。 | |
無機質系には、窯業系の防火サイディングがあり、1枚の大きさも取り扱いやすくしかも、表面は種々の模様の塗装がされており、建物の外観を表現するに適しています。 | |
金属系は、素材としてカラー鋼板を用いて波形状にフォーミングした製品が多く、不燃材で軽く、施工性も良く、価格的にも使い易いので工場・倉庫等によく使われております。 外装材自体に断熱性を加味したカラー鋼板で、ウレタンなどの断熱材をサンドイッチにした断熱パネルも使われて来ています。外気との断熱性を求める建物に適しています。 建物に適した外装材を価格とのバランスを見ながら選ぶことをお勧めします。 |